シックス・フィート・アンダー(字幕版)

シーズン2の第1話。ホラー映画に出演する若い女優が死んだ。共演者たちはそれなりのお金を出し合いながら低予算の葬儀を行う。一方、ルースはネイト、デイビッド、クレアとそれぞれのパートナーたちを日曜のディナーに招く。

あるフットボール選手の死により、自分自身の運命を垣間見たネイトは悩む。一方、フェデリコは、ネイトとデイビッドに金を貸してほしいと頼むが、拒否される。そしてそのあとに、彼らが“棺桶の壁”の展示物を新しく購入したことを知る。

ある霊能者の夫の死をきっかけに、思いがけないやり取りが始まる。一方、ルースは長時間に及ぶ自己啓発セミナーを受講して、人生の捉え方が変わる。クレアは、彼女のカウンセラーに彼女の秘密をばらされ、激怒する。

ネイトは、シアトルにある昔のたまり場にクレアを連れて行き、飛行恐怖症だった男の遺体を取り戻すのを手伝ってもらう。そこで、今でもネイトにまだ未練のある女性、リサ（リリー・テイラー）と一緒に過ごすことになる。

友達も親戚もいない女性の死に、ルースは個人的な興味を寄せる。一方、本を書くことを決意したブレンダは、その題材を探し求め、彼女のマッサージの客の一人を取材することにする。そして、ネイトとブレンダの関係は、予期せぬ方向へと進む。

亡き夫の葬儀に際し、他の葬儀社と値段を比べる未亡人のおかげで、ミッチィ・ハントリーがネイトとデイビッドを訪れ久しぶりの再会となる。長らく会っていなかったルースの妹のサラが一家を訪問する。ウォッカが振る舞われた一家のディナーで、ネイトとブレンダの幸せなニュースに暗い影が落ちる。

フィッシャー＆サンズで行われるユダヤ教の葬儀の影響を受け、ネイトは熱心なラビから精神的な教えを請うようになる。クレアは叔母のサラを訪ねる際、ある男性に巡り会う。キースの姪が緊急医療を必要とすることに。その騒動でデイビッドはキースとの関係をもう一度考え直すことに。

クリスマス・シーズンになるとナサニエルの命日がやってくる。そして皆は彼との最後のひと時に思いを馳せる。一方、ネイトとブレンダはマーガレット・チェノウィスのクリスマスイブの招待客にショックを受ける。

ルースは負傷したニコライが回復に向かうよう看病を続けるが、彼が足を骨折した経緯は聞くに堪えないものであった。ブレンダの思い切った行動は、いつも小説を書く手助けとなるのだが、婚約については考えが混乱し、特にビリーが退院してからは、ますますひどくなった。

デイビッドとキースは二人の間の問題を解決しようと努力し続ける。だが、カーラは物事が良くなるとは思えない秘密を抱えている。一方、クレアは写真撮影に興味を持ち、ブレンダは婚約への不安を抱き始め、そのことが彼女を羽目をはずしたセックスへといざなう。

ネイトとブレンダは、結婚するにはお互いに正直である必要があるという、ラビであるアリのアドバイスに救いを見い出す。ルースは、ニコライとクレアの人生をコントロールしたがる自分の気持ちに気づき、本当に助けが必要なのは実は自分なのでないか、と気づく。フェデリコは、老齢の夫人の自然死に対し疑惑を抱き、そのことでバネッサを徹底的に調べ上げることになる。

クレアはようやく人生の方向を見い出し始める。彼女にとって新しいタイプで、真剣そのもののビリーが、思いがけない助けとなる。ネイトとブレンダの間の緊張は頂点に達し、キースはデイビッドと一緒にやってきた全てを台無しにする問題に直面する。

シーズン2の最終回では、フィッシャー＆サンズに突然の監査が入る。その結果はフェデリコにとって大変有利なものであった。一方、クレアの芸術学校の面接は予期せぬ展開を迎え、キースとデイビッドの関係は緊張度を増す。