バビロン5(字幕版)

セントーリ共和国の平和な農業植民星、惑星ラギッシュ・スリーがセントーリと敵対するナーン政府によって攻撃された。だが、ラギッシュ・スリーの研究員カーン・モラーリは、セントーリ人による内乱を制圧するためにナーン政権の援助を求めたと証言。これを受けてバビロン5の顧問会議はナーンに軍事制裁を加えないことを決める。だが、司令官シンクレアは、カーンが脅されて証言したという証拠を見つける！(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

正体不明の宇宙船がバビロン5に向って突進。シンクレアはデルタ戦闘機でその船を捕獲する。その乗員は異星人たちの死の瞬間に魂を捉えて収集しているソウル・ハンターだった。やがてそのハンターを追って、二人目のソウル・ハンターが現れた。先のハンターは、精神を病んだ反逆者で、死を待たずに、自分の手で殺して魂を奪っていたのだ！(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ロンドはクラブで一目惚れしたダンサーのアディラと一夜を共にする。だが、アディラはセントーリの反逆者トラキスの奴隷で、ナーンのスパイであった。トラキスはアディラを利用して、ロンドの持つ貴族・ファイルを手に入れて一儲けしようとしていたのだ。一方、警備主任ガリバルデイは、最優先周波数、ゴールド・チャネルを無断使用した地球への違法通信を発見する。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ドクター・フランクリンのラボへ恩師ヘンドリクスが訪ねてくる。滅びた文明イカーラ7から発掘した人工遺物を見て欲しいと言うのだ。それはヴォーロンとミンバリしか持たないと言われる生体組織でできた高度な有機テクノロジーであった。ヘンドリクスの助手ネルソンは自室でこの人工遺物の光線を浴び、体がエイリアンのように変化していく。この人工遺物は、他の生命体に同化して攻撃エネルギーを生成する恐ろしい生体兵器だったのだ。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

あらゆる宇宙民族が、代表的な宗教の儀式を披露する祭典がバビロン5で催されることになった。そんな中、ナーン政府大使、ジ・カーは宿敵デュ・ログが放った殺し屋に狙われる。一方、シンクレアは、デレンが副官レニアーの力を借りて催したミンバリの宗教儀式の最中、赤いフルーツを食べる。だがこの儀式は、ある秘密の任務を帯びていた…。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

地球同盟の超能力者組織サイ・コープスから強力な力を持ったテレパス、ジェイソンが脱走。彼を追って二人のサイ・コープスがバビロン5にやってきた。彼らはジェイソンが地球同盟の軍事機密を他国に売ると思っているのだ。元恋人タリアにサイ・コープスの目的は地球防衛でなく闇の任務だと告げるジェイソン。一方、キャサリン・サカイは地質調査の依頼を受け、惑星シグマ957へ向う。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

バビロン5や火星、地球で異星人襲撃が多発。地球復建運動を唱え、異星人を排斥しようとするグループ、ホームガードの仕業だ。そんな中、セントーリ共和国からバー・コットーの従兄弟のキロンと恋人アリアが駆け落ちしてくる。だが二人はホームガードに襲われ、キロンは昏睡状態に。一方、イワノバは再会したかつての恋人マルコム・ビッグスがホームガードのリーダーと知る…。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

バビロン5へナイト1、ナイト2と称する二人の地球人が到着。彼らの目的は、シンクレアからミンバリ降伏の謎を突き止めることにあった。警備班ベンソンの弱みにつけこみ、エナジーポッドを入手した二人は、サイバーフィールドの中の仮想幻実世界へシンクレアを送り込む。少しずつ明らかになるシンクレアの記憶。記憶を失った24時間、彼はミンバリのグレー評議会によって尋問されていたのだった。彼は装置を引きちぎり、部屋から脱出するが…。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

30年前に滅びた種族ディルガーの戦略参謀ジャ・ドゥアがミンバリ船でやってきた。彼女の姿が30年前と全く変わらないことに疑問を持つシンクレアたち。実はジャ・ドゥアは、不老不死の薬を開発し、それを地球同盟に提供しに行く途中だったのだ。地球のヒドシ議員から、彼女を至急送還するよう命令されたシンクレアは、軍事裁判を主張するガリバルディと対立。各国の思惑が交錯する中、惑星連合の船が出動。バビロン5を包囲する状況となってしまう。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

気道上部にできた水腫がもとで呼吸困難に陥った異星人の少年ショーンがラボに運び込まれた。彼を救うには手術しかないが、両親は体を切開すれば魂が抜け出ると言って、信仰する宗教の教えに従い手術を拒む。フランクリンは、両親の親権を停止して手術を行うことができるよう、シンクレアに特別命令を要請。悩んだ末、シンクレアはフランクリンにショーンの手術を禁止するが…。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

地球同盟の大統領ルイス・サンティアゴ一行がバビロン5にやってくることになった。そんな折、コブラ・ベイで爆発事故が起き、クルーの一人ノーランが瀕死の重傷を負う。大統領護衛班の責任者としてバビロン5にやってきたリアナ・ケマー少佐はシンクレアに申し出て、彼女の部下カッターと共に調査を開始。やがて容疑者としてガリバルディの名が挙がるが…。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

コンピュータの誤作動によりナーン政府の輸送船タル・クィス号が事故を起こし、作業中の整備員が死亡。タル・クィス号が積んでいた貨物はジ・クァン教徒の宗教儀式に欠かせない花で、ジ・クァンの熱心な信者ジ・カーが要請したものだった。貨物と船の補償を求めるジ・カー。整備員組合の代表者ニオマ・コナリーは、整備員たちに事故の責任はないと主張。ついにはストを決行する。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

セントーリ共和国大使ロンドは、調達屋から100年もの間行方不明となっていたセントーリ貴族のシンボル“アイ”を買い取る。セントーリでは1年近くも公に姿を現さない皇帝に代わって指導力のない首相が政治を代行。だが議会の権威は失墜していたため、権力の象徴“アイ”が必要となっていたのだ。しかし“アイ”を受け取りにやってきたキロ卿は、海賊に捕えられ人質に…。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ユダヤ教のラビ、コスロフとガリバルディの友人ウォーカー・スミス、二人の地球人がバビロン5へやってきた。コスロフは、数カ月前に亡くなったイワノバの父親の遺品を届けにきたのだ。一方、ウォーカー・スミスは花形ボクサーだったが、スポーツイベントを牛耳るスポーツ・コープの陰謀で薬物使用の疑いをかけられ、試合の出場資格を剥奪されていた。彼は、バビロン5で行われている制限時間もルールもない格闘技ムタイに出場しようとするが…。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

聖杯を探しているアルダス・ガイヤッジが情報提供を求めてバビロン5にやってきた。その頃バビロン5の犯罪の温床となっているダウン・ビロウでは、裏社会を牛耳っているデュースが元建築技師ジンクソンの金銭的弱みに付け込み、新しい秘密通路の場所を聞き出そうとしていた。困ったジンクソンはアルダス・ガイヤッジの財布をすろうとしてガリバルディに現行犯逮捕される。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

アーロン・フランクスと名乗る男がバビロン5を訪れ、シンクレアや基地のことを聞き回る。実は彼は、地球軍内部調査局の調査員だった。彼はバビロン5の全クルーの忠誠心をチェックするため、テレパスによるマインド・スキャンを用いた調査を実施。取り調べを理由にシンクレアからバビロン5の指揮権を奪ったアーロンは、怒りを爆発させたシンクレアの任を解き、自分が司令官となる。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

外交旅行中に急死した戦士カーストの最高指導者ブランマーを追悼するため、遺体を乗せたミンバリの巡洋艦がバビロン5へ立ち寄る。だが、翌日、棺を開けるとブランマーの遺体は消えていた。この捜索に、イワノバは最近超能力が目覚めたばかりの少女アリサ・ベルドンの力を借りる。デレンの心を透視したアリサは、ミンバリ人がブランマーの遺体を盗んでいる光景を見る。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

バビロン5の母星イプシロン3で地震性の揺れが感知された。地質学者タサキ博士の一行はシャトルで調査に向うが、惑星地下からのミサイル攻撃を受けてしまう。シンクレアとイワノバも、謎の究明と未知なる生命との遭遇を期待し、護衛中隊を率いてイプシロン3へ。そこで彼らは巨大マシンで構成される高度文明社会を目にする。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

イプシロン3の内部は、大規模な核融合原子炉がハチの巣状になっており、この数時間で変化を見せ臨界状態に向っていた。爆発までの残り時間は48時間。シンクレアとイワノバは、イプシロン3に誰かが着陸すると惑星が自爆することを知る。だが、地球同盟から派遣されたハイペリオン艦長のエリス・ピアース大佐は、優先権獲得のためイプシロン3に乗り込もうとする。さらに、エイリアン、タカーンが現れイプシロン3は自分たちのものだと主張する。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

セクター14から救難信号がキャッチされた。そこは4年前にバビロン4が稼働後24時間で消失した地であった。IDコードと照合した結果、本物のバビロン4からの通信であることを確認。シンクレアは何が起きているのか分からないままシャトルの救援隊を率いてクルーの救出へ向う。セクター14に着いたシンクレアたちは、そこで消えたはずのバビロン4を見る。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

殺人罪で有罪判決を受けたミューラーがダウンビロウでローラ・ローゼンという女性を人質にとった。ローラは以前医者であったが、ミスで患者を殺してしまったことから免許を剥奪され、いまでは異星人テクノロジーの機械を使って治療を行っていた。だが、ローラの機械とは、犯罪者の生命エネルギーを吸い取り、難病患者にそれを与えるというもの。彼女は自分の命を削って患者を治療していたのだった。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

大統領暗殺計画を知ったシンクレアはアースフォース・ワンに警告しようとするが、一足違いでアースフォース・ワンは大爆発を起こし、砕け散ってしまう。危ういところを助かったクラーク副大統領が大統領に就任。そのニュースを見ているシンクレアの前にコッシュが現れ、「いよいよ始まってしまった。君は何か忘れていないか？」と言う。シンクレアはデレンのことを思い出し、部屋に駆けつける。が、デレンはすでに蛹の中に入って何かに変身を始めていた。(C) 1994 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.