Rent or buy movies on YouTube or Google TV
Purchasing movies is no longer available on Google Play

偽りの忠誠 ナチスが愛した女(字幕版)

2017 • 106 minutes
4.4
9 reviews
75%
Tomatometer
Eligible

About this movie

1940年、ナチス・ドイツによる他国への侵攻は激しさを増していた。そんな中、退位しオランダに亡命したものの、未だ国内に根強い支持者を持つドイツ最後の皇帝ヴィルヘルム2世の動向を監視するため、元皇帝の屋敷へと送られてきたドイツ軍将校ブラント大尉。そこで彼は、メイドとして働くミステリアスな美女ミーカと出会い、ひと目で心を奪われる。しかし、ミーカの正体は英国政府の密命を受け屋敷に潜入したスパイだった。(C) 2016 Egoli Tossell Film

Ratings and reviews

4.4
9 reviews
NAOAKI USUKU
November 3, 2017
非常に良く出来ており、素晴らしいと映画だと思います。リリー・ジェームズは、メイドとは別の英国スパイと言う二つの顔を持つミーカを見事に演じきっています。ユダヤ人であるメイドのミーカを好きになってしまうドイツ軍将校ブラント大尉(ジェイ・コートニー)は、ミーカを守り切る為に悪戦苦闘します。ミーカからすれば、自分の事を思ってくれるのはありがたいと思いながらも、ナチスの方針からすればユダヤ人をかばうと言う罪に当たるブラント大尉の行動を注意をしますが、ミーカを守り切ると言う信念を曲げません。ユダヤ人と言う事実を知るのはブラント大尉だけであり、中盤からは、いつばれるかと二人の間で心臓が破裂しそうな緊張感の日々が続きます。最後は切ない別れと引き替えに彼女を守り切るシーンとラストシーンでお互い離れても心が通じていると言うシーンが印象的です。 冒頭にリリー・ジェームズのヌードが出てきますが、僕は、それをかき消すレベルでストーリーに没頭させられました。 電鍵でのモールス信号は、スパイ的な印象をさらに強め、いい感じで映画に溶け込んでいます。あえて、言うなら、映画自体をもう少し長くして、恋愛への発展までの会話が増やして欲しかったですが、置かれた状況からあえて、関わる時間があまり持てなかったと言う設定の見方もあるのかもしれませんので、それはそれで良いのかな? 一番好きなシーンは、別れる場面からのラストシーンですね。
Did you find this helpful?
takeshi onodera
May 17, 2020
実写版のシンデレラを見てから、リリージェームスのファンになり、他に出演している映画を見ようと思い、この作品を視聴しました。普段はごく普通の、多少影のあるメイドとして屋敷に勤める裏でイギリスの諜報員としてナチスの情報集めるスパイの役をリリーはとても丁寧に繊細に演じていました。またブラント大尉の国の忠誠に対する心の葛藤と女スパイとして知りながら、ミーカを愛してしまった心の機微をとても巧みに表現していました。 今世界中が混沌としている中、自分にとっての正義とは何かを改めて考えさせられました。 本当に素晴らしい映画だと思います。
Did you find this helpful?
A Google user
March 10, 2019
原題The Exception。単調な庇い合いが続き、ラスト20分で動きがあります。とりあえずハッピーエンドですが、好みが大きく分かれる作品かもしれません。
Did you find this helpful?

Rate this movie

Tell us what you think.