レディ・プレイヤー1(吹替版)

あなたが1970-1990年にゲームやアニメを楽しんでいた人なら、間違い無く楽しめると思います。私も最初は、ガンダムや金田のバイクが出る映画という程度の知識で見始めましたが、場面展開や伏線回収が上手く、2時間半と言う長い映画でしたが興奮しましたね。ただやはり、人を選ぶ映画だというのは間違い無く、レトロゲーの無駄な知識、10年課金したMMORPGでロストした時の悲しみ、そう言う物を知らないと、楽しさが半減してしまうでしょう。 そんなニッチなターゲットに向けた映画をよく作ったなと思いました。

確かに凄い作品ではある。しかし中盤からスピード感が落ちてしまったので、初見で楽しめたとしても2度目はないかなぁ、という感じです。 また、内容自体は薄っぺらいというか、せっかく背景を凝ってるのにセリフは中味が無くつまらないです。ゲーム好きな人はこの作品を愛せると思いますが、私としてはフリー・ガイやピクセルの方が楽しめたかなぁと思います。 プレステのゲームが好きな人と任天堂が好きな人とでこの映画の好みは分かれそうですね。ものの例えですが。

オタク向けの露骨なファンサービスしかない映画です、そしてオタク目線で評価すると肝心のストーリーがペラペラで漫画やアニメのほうが良いと感じました。 もちろん映画にも良さがあるんですがこういう作品は映画には向いてないなと再認識させられます。 普通の人目線ではつまらない、あるいは懐かしいとほんの少し感じる程度ではないかと思いました。