山田太郎
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「プロットが読める」や「だらだらして面白くない」や「ラストが駄目」などなどと書いている人達が居るが、リドリースコットという一流で有能な者が作った作品である時点で、自分に理解できないところや、物足りなく感じてしまうところがあったら、自分の方がまだまだ解釈や認識力が足りていないのだと気が付くことができないと、評価した人はどこまでも無能なままでやっていくことになる。自分が理解できるようになるまで、自分が作品の良さが解るようになるまで、まだ何年もかかるのかもしれないと考えられる人間じゃないと、おそらく仕事などでも、その人は程度が低いままでやっていくタイプの人であろう。世の中に居るうわての人間や、程度が高い人間に対して、自分の方が何を学べるかという心構えが持てない人間の「烏合の衆」になってしまう。自分が理解や共感ができなければ、自分の方が何か不足している状態なのだと気が付かなければいけない。特に相手が適度が高い人間であればなおさらである。烏合の衆にはそれを見分ける心も不足している。実は程度が高い人間であれば、自分の方が今は気が付いていないことがあるのかもしれないという心構えを常にもっている。リドリースコット相手にごちゃごちゃと批判している時点で、その人はとても程度の低い人間になってしまっている。しかし、心構え次第で良くなるはずだから、批判している相手が誰なのかということが、普段の生活でも解る人間になって、頑張って今後はもっとましな観客になってもらいたい。
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