インターステラー (日本語吹替版)

ハードなSFモノとして見るのはオススメしない映画。｢愛は時空を越える｣恐らく本作の核心はここにある。 科学的な説明は省かれてるところが多いから矛盾点に気付いたらネットで色々な考察を読んでみるといいと思う。それでも科学的知見から云々というなら、この映画に関わった先生方について調べてみるといい。SFとは必ずしも科学的知識をひけらかすジャンルではないのだ。 ラストに関しては理屈抜きで受け入れて欲しい。過ぎた時間と旅を考えればあっさりしているが、父と娘、それぞれどんな心境であのラストを迎えたのか、そういった余韻を持たせるのが非常にクリストファー・ノーランらしい。 最後に、本作が名作である所以は全てを明らかにはしないからだ。なんの疑問も持たせない映画はすぐに聴衆の記憶から消えていく。疑問の先に行き着く答えは十人十色、薄っぺらいと思うならそれも良し。しかし、深い作品とは1人の思案によって成り立つものでもないのだ。

映画館で観たかったわけじゃなくなんとなく観始めて、どうせアルマゲドンみたいな話だろう思ってたらまた違う話で見るみる間に引き込まれて、自分としては結末に納得いかないけど親子の絆に感動した。素晴らしい映画。

細けぇことは良いんだよぉ～ の精神で見ると、ものすごく面白いです。 楽しみ方は人それぞれですが、映画を娯楽と考える方はどうせ見るなら楽しくの精神で。 そうでない方は映画のラストのシーンがどうのこーのなど、好き勝手に考察して文句を言う事を楽しんだらいいと思います！ そういう文句が出るという事は、それだけ頭の良い方だったり自信を持った価値観をお持ちだと思います。 そういったベースがあるうえで、文句言ってる間や考えている間って、意外と楽しい時間ですよね。 楽しんで＾＾